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067/日本カメラ 2005年7月号 NCジャーナル
5周年を迎えたphotographers' gallryの新たなる挑戦!
横浜展「借りた場所、借りた時間」がめざすもの
 
 新宿二丁目というディープかつホットなロケーションにあるphotographers' gallery(以下pg)は、写真家15人が共同運営するギャラリーだ。2001年1月に設立されて以来、同人たちの写真展のみならず、高梨豊、吉増剛造、小島一郎、大島洋らのユニークな作家活動を紹介する場としても注目を集めてきた。また、新宿という固定された場所にこだわることなく、沖縄、名古屋、弘前、ソウル、熊本と「移動」するギャラリーとしても積極的な活動を展開している。
 この夏、設立から5周年という節目の年を迎えたpgが開催する写真展「借りた場所、借りた時間」はこれまでにない大規模な「移動展」となる。趣きのある旧日本郵船の古い巨大倉庫を利用したギャラリーBankART
Studio NYKが展示の舞台。若手写真家を中心とするpgのメンバーの多くにとっては経験のない大舞台となる。しかも、pgの写真展としては入場料金(500円・カタログ付き)をとる最初の展覧会でもある。
開催を決めた理由を、pgのメンバーの一人である北島敬三さんに聞いた。
 「pgは写真を介したコミュニケーションの場。新宿にこだわらず、いろいろなところで写真展をやっていきたい。入場料をいただく展覧会をやろうというのも、写真家と観客のコミュニケーションのあり方を探る試みの一つです。お金を取って写真を見せる、お金を払って写真を見る、双方の緊張感がいい方向に作用するといいですね」
 写真家の作品・発表の足場を作ろうと始まったpg。その場所をさらにどう広げていくか、挑戦は続く。「借りた場所、借りた時間」がどのようなコミュニケーションの「場」になるのか、ぜひその目で確かめてみてほしい。
 
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