第12回 photographers' gallery講座 連続講座「ゴダール・システム」(全3回) 第一回「問い=拷問と非応答―― ソニマージュからファム・ファタールへ」 講師:平倉圭(映画理論/美術作家) 2007年3月24日(土)18:00〜 企画:中村大吾(編集者)
平倉圭「ゴダール・システム」
ジャン=リュック・ゴダール(1930-)は、映画で何かを考えている。だが、何を考えているのか? ゴダールの映画から、セリフをいくら取り出してみても、「引用」されているイメージの出所をいくら明らかにしてみても、そこで何が思考されているのかは明らかにはならない。なぜならそれは、同時に進行している複数の音-映像の質やタイミングと不可分な思考だからだ。それはうまく言語化できない。それは本質的に、言語というものの仕組みを超えてしまうような思考である。だが、言語ではないようなものを、いったい「思考」と呼ぶことができるのだろうか? そもそも言語ではないような「思考」について、何か言ったり、考えたりすることができるのだろうか? 全3回のこのレクチャーは、ゴダールが、映画というメディアを駆使して展開している思考の「システム」を、可能な限り明らかにしようという試みである。
第一回 「問い=拷問と非応答――ソニマージュからファム・ファタールへ」
講座報告
米田拓朗
講師略歴
連続講座「ゴダール・システム」
第一回「問い=拷問と非応答――ソニマージュからファム・ファタールへ」 (第12回 photographers' gallery講座) 2007年3月24日(土) 18:00〜
第二回「類似と錯乱――イメージによる思考」 (第13回 photographers' gallery講座) 2007年3月31日(土) 18:00〜
第三回「受苦と復活――言葉なきものの一つの場」 (第14回 photographers' gallery講座) 2007年4月7日(土) 18:00〜