SM TABLOID 放浪記

Shuhei motoyama 本山周平


放浪写真展6回目

「借りた場所、借りた時間 photographers' gallery 横浜展」BankART studio NYK編

2005年 6月16日 木曜日  雨

今日も雨。

2時間しか眠れないという不安から結局一睡も出来ずに仕事に向かった。

北野駅に向かう。

そこからバスに乗り換え。

八王子みなみ野駅へ。

再び乗り換え。

七国という場所に降りる。

原生林を切り開いてニュータウンが出来ようとしているいかにも途中の町。

小学校の校外学習について行く写真屋さんの仕事。

路線バスでぎゅうぎゅうになりながら、府中郷土の森へ。

このあたりの辺鄙なレジャースポットは制覇している。

明治だか大正だか昭和だかわからないが、府中の歴史を再現してある。

郷土資料館のロビーには宮本常一の府中を撮った写真が並んでいた。

これが結構面白かった。

何気ない当時の風景が何気なく写されている。

ビデオも流れていた。

じっくり見れなかったが、ちょっとそそられる。

郵便局や役所、学校などが当時の姿に復元してある。

その建物の裏に四季の植物が植えてある。

この季節は紫陽花。

雨に濡れて美しい。

雨の為、短縮行程。

写真屋泣かせ。

クラス毎の集合写真と班毎の30グループの写真を無理矢理撮らさせてもらう。

グループ行動になると、広い敷地をばらばらに行動する。

これを追っかけるのが至難の技。

雨ならなおさら。

体力を使い果たす。

途中、カシマの樋口さんからTEL。

アクリルの寸法の最終確認。

GOを出す。

ぎゅうぎゅう詰めのバスで、15時小学校へ戻る。

直行直帰の仕事だったので、事務所には寄らずそのまま帰宅。

北野行きのバスはなかなか来ない。

バス待ち時間に王ちゃんからTEL。

18日に出す車を折半しようというお誘い。

助かるウ〜。

17時明大前へ。

写真集のニ度目の色稿の時間のお知らせが菊田樹子さんから入る。

19:30に「オシリス」。

写真集というのは来月10日に発売される『In-between5』という写真集だ。

発行はEU・ジャパンフェスト。

写真家13人がEU加盟国を撮りおろしている。

今月はホンマタカシさんと港千尋さんの写真集が発売されている。

昨年10月11月に撮影したルクセンブルグとオランダの写真が収録されている。

ボクにとっては初の写真集。

菊田さんがボクの担当。

制作期間を含めるとこれも長い期間を要している。

書店で見かけたら是非御覧下さい。

前にも書いたが、今回の放浪記は東京で書いている。

なんだか私生活暴露日記みたいな様相を呈してきた。

少し恥ずかしくなってきた。

京王井の頭線で渋谷へ。

歩いてオシリスに向かう。

オシリスに入ると菊田さんと澤田陽子さんが出迎えてくれた。

早速、ビールを勧められたが、ぐっとこらえて色稿を見る。

抜群の印刷。

さすが大日本印刷。

ページ全体のデザインも把握。

黒くて渋い。

中島秀樹デザイン。

作業のどたばたの間に中平卓馬さんの新作を見せてもらった。

「借りた場所、借りた時間」のチラシもほめてもらった。

撮ったのはボクだけど、画像処理は王ちゃんと北島さんの合作。

なんだか自分の写真じゃないみたい。

それでも結果よければすべてよし。

帰りに菊田さんと渋谷で軽く焼肉。

渋谷なのにどっかの片田舎の焼肉屋のような佇まい。

だけど、ものすごい満腹感。

久しぶりにいいもん食って胃がびっくり。

24時過ぎ、明大前に帰る。

歩いてる途中でも睡魔が襲う。

今日はもう気絶します。

許してえ〜。

バンクオープンまであと10日。

明日につづく。